今は前橋市を拠点にクラフトフェア・カルチャーセンター講師・公民館講座講師・切り絵の体験・個展などを中心に活動しています。

基本は切り絵1本でやっています。

切り絵というと黒い紙を切り出して残ったフチに色を裏から貼って行くのが基本です。

切った細かいパーツを台紙に貼っていくのが貼り絵です。

僕は切り絵の手法を基本としていますが、協会さんからは邪道だと言われたこともあります。

その関係もあり、切り絵協会さんには属していません。

僕は色紙を貼り合わせて1枚の紙を作ってそこに下絵を置いて切り出しています。

何故そうするかというと、切り絵は奥行き感とか微妙な変化とかが無い白か黒の世界なのですが、切り絵に手法で曖昧な奥行き感や神秘性を絵の中に保たせたかったというのが理由です。

カッターナイフで切り出した微妙なニュアンスで表現することにより、100人作品を観て100人分の感想がもらえるようにしたいです。

普通の切り絵はハッキリしすぎているのでどうしても答えが5本の指で収まってしまいそうです。

それを根本から崩したかったというのが、このスタイルを始めたキッカケです。

つづく・・・

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